昭和のレシピで麦ようかん
レシピや読み物を書き起こしたのではなく、本まるごとアーカイブされているのです。
もー古い料理本スキーの私にはまさにお宝。
装丁や広告などレトロ感満載で、見てるだけでも楽しめる。
記事のほうも、まさに昭和食生活史といった内容です。
せっかくなので、なにかレシピを拾ってみようと思いまして。
お菓子なんかどうでしょうかね?
ってことで、昭和28年8月号に載っていた
「かんてんとゼラチンとの冷たいお料理とお菓子」から「麦ようかん」ってのを。
(直リンク出来ないのでトップページからたどって下さい)
いかにも昭和っぽい素朴なおやつですよね。
でも他に洋風の「ハイカラ」なお菓子も載ってたけどね。
レシピ通りでは多すぎるしえらいこと甘そうなので、ちと配合は変えてみました。
こんな感じ↓
材料:粉寒天2g・砂糖60g・水1C(200cc)・はったい粉40g
粉寒天と砂糖をよく混ぜて分量の水で溶き、しっかり沸騰させる。
粗熱をとってはったい粉に少しずつ注ぎ混ぜ、型に入れて冷やし固める。
※寒天液が熱すぎると粉にダマが出来、
冷ましすぎるとすぐ固まってしまうので注意。
さてここからは毎度おなじみ袋小路お遊びタイーム。
これってきなこでもえんでないかい?ということで、きなこVer.も。
母は麦のほうがいいと言ってました。さすがリアル昭和20年代!(笑)
さらに調子に乗った私、そば粉ではどうだ?ってことで。
上記2つとは違ってひとつ注意点。
そば粉は生の粉なので、熱を加えたほうがよいだろうということで
寒天液を熱々の状態で3~4回に分け少しずつ混ぜます。
おおーこれはこれは。
ちょっともっちり、香りがよくてなかなかイケてます。
個人的にはこれ一番好きかも?
by ebeita
| 2010-07-31 22:49
| 菓子