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昭和のレシピで麦ようかん

麻さんのところで紹介されてた栄養と料理デジタルアーカイブス

レシピや読み物を書き起こしたのではなく、本まるごとアーカイブされているのです。
もー古い料理本スキーの私にはまさにお宝。

装丁や広告などレトロ感満載で、見てるだけでも楽しめる。
記事のほうも、まさに昭和食生活史といった内容です。

せっかくなので、なにかレシピを拾ってみようと思いまして。
お菓子なんかどうでしょうかね?

ってことで、昭和28年8月号に載っていた
「かんてんとゼラチンとの冷たいお料理とお菓子」から「麦ようかん」ってのを。
(直リンク出来ないのでトップページからたどって下さい)

いかにも昭和っぽい素朴なおやつですよね。
でも他に洋風の「ハイカラ」なお菓子も載ってたけどね。

昭和のレシピで麦ようかん_b0007594_22543015.jpg
麦こがし(はったい粉)を寒天で固めるだけのお手軽おやつ。
レシピ通りでは多すぎるしえらいこと甘そうなので、ちと配合は変えてみました。
こんな感じ↓
材料:粉寒天2g・砂糖60g・水1C(200cc)・はったい粉40g

粉寒天と砂糖をよく混ぜて分量の水で溶き、しっかり沸騰させる。
粗熱をとってはったい粉に少しずつ注ぎ混ぜ、型に入れて冷やし固める。

※寒天液が熱すぎると粉にダマが出来、
冷ましすぎるとすぐ固まってしまうので注意。

昭和のレシピで麦ようかん_b0007594_22391542.jpg
麦の香ばしい香りと、ちょっとざらっとした口当たりが何とも素朴。


さてここからは毎度おなじみ袋小路お遊びタイーム。
これってきなこでもえんでないかい?ということで、きなこVer.も。

昭和のレシピで麦ようかん_b0007594_2240750.jpg
うーん。なるほどなるほど。個人的にはきなこのほうが好きかも。
母は麦のほうがいいと言ってました。さすがリアル昭和20年代!(笑)


さらに調子に乗った私、そば粉ではどうだ?ってことで。

上記2つとは違ってひとつ注意点。
そば粉は生の粉なので、熱を加えたほうがよいだろうということで
寒天液を熱々の状態で3~4回に分け少しずつ混ぜます。

昭和のレシピで麦ようかん_b0007594_22422927.jpg
試みに小豆の甘納豆も混ぜてみました。

おおーこれはこれは。
ちょっともっちり、香りがよくてなかなかイケてます。

個人的にはこれ一番好きかも?

by ebeita | 2010-07-31 22:49 | 菓子


by.えべ

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